令和4年度 千葉医療センター 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 34 76 146 168 329 730 1109 2923 2310 428
入院患者の年齢階級別患者数の指標です。90歳以上を除き、1区分10歳毎にカウントしています。

70歳以上の患者数が全体の68.5%と昨年の62.8%よりやや上昇しました。この中で最も多かったのは70歳から79歳の方です。これに対し、20歳未満(0~19歳)の患者様の割合は1.3%と少ない構成となっています。

※新型コロナウイルス感染症はこの指標には含まれず除外されております。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 147 6.29 6.93 1.36 64.34
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 115 3.73 4.59 0.00 72.71
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 50 2.02 2.64 0.00 69.02
060035xx010x1x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 定義副傷病 あり 49 17.10 24.61 0.00 73.80
040040xx99080x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 8あり 定義副傷病 なし 32 3.31 8.65 0.00 72.47
胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等
胆石性胆のう炎(胆石が原因でおこる胆のう炎)に対しての治療が主です。
腹腔鏡(お腹を見る内視鏡のようなもの)を用いた胆のう摘出術は、おなかを開く手術に比べて身体への負担が軽く、比較的早期に退院できます。

鼠径ヘルニア手術
鼠径ヘルニアはお腹の中にある腸管や脂肪などの一部が、足の付け根(鼠径部)の筋膜の間から皮膚の下に出てくる病気です。いわゆる「脱腸」です。治療としては手術が唯一の方法です。手術には鼠径部を切開する鼠径部切開法と、腹腔鏡下修復術の2種類が存在します。

小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術
主に大腸ポリープに対して内視鏡を用いて行う治療です。ポリープにはキノコのような形をした茎状のものと平べったいものとがあります。茎状のものはスネアと呼ばれる金属の輪をひっかけて締め、高周波の電流を流して焼き切るポリペクトミーと呼ばれる治療が行われます。ここでの粘膜切除術は、平べったい形をしたポリープの場合、茎がないのでスネアが掛かりにくく、ポリープをきれいに取ることが困難です。このような場合に行われる治療法です。まずポリープのある場所の粘膜の下(粘膜下層)に、生理食塩水などの液体を注入します。こうして、ポリープの部分を持ち上げてから、盛り上がった部分にポリペクトミーと同じようにスネアを掛けて、電流を流して病変を焼き切ります。

結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 - 結腸切除術
。内視鏡治療でがんの切除が難しい場合、手術を行います。手術には回盲部切除術、結腸右半切除術、横行結腸切除術、結腸左半切除術、S状結腸切除術などがあります。

肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 8あり
転移性の肺の悪性腫瘍に対して、アバスチン等の化学療法をおこなった症例です。




眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 1027 3.00 2.63 0.00 76.01
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 14 6.36 5.80 0.00 65.64
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり 両眼 - - 4.67 - -
020110xx99xxxx 白内障、水晶体の疾患 手術なし - - 2.50 - -
020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2 なし 片眼 - - 6.31 - -
眼科では、手術目的の入院がほとんどを占め、その中でも圧倒的に白内障手術が多くなっています.
白内障の手術は基本的に局所麻酔で片眼ずつ行います。患者様の状態によっては例外的に全身麻酔で行います。

黄斑、後極変性 - 手術あり - 処置1:あり
黄斑円孔や黄斑上膜に対して硝子体手術を行います。処置1は、同時に白内障の手術を行う場合となります。
※患者数が10未満の場合は、平均在院日数(全国)以外の項目にはハイフン( - )を入力することになっています。
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 63 2.38 2.64 0.00 68.87
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 56 6.54 8.94 3.57 72.64
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 52 19.54 21.11 32.69 84.92
130030xx99x4xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 4あり 41 6.76 10.00 0.00 72.88
130030xx99x5xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 5あり 23 16.43 19.67 0.00 75.52
小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術
主に大腸ポリープに対して内視鏡を用いて行う治療です。ポリープにはキノコのような形をした茎状のものと平べったいものとがあります。茎状のものはスネアと呼ばれる金属の輪をひっかけて締め、高周波の電流を流して焼き切るポリペクトミーと呼ばれる治療が行われます。ここでの粘膜切除術は、平べったい形をしたポリープの場合、茎がないのでスネアが掛かりにくく、ポリープをきれいに取ることが困難です。このような場合に行われる治療法です。まずポリープのある場所の粘膜の下(粘膜下層)に、生理食塩水などの液体を注入します。こうして、ポリープの部分を持ち上げてから、盛り上がった部分にポリペクトミーと同じようにスネアを掛けて、電流を流して病変を焼き切ります。

胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病
主に総胆管結石や胆管結石による胆管炎や胆のう炎に対する内視鏡的治療がこの分類に含まれます。内視鏡的胆管ステント留置術、内視鏡的乳頭拡張術、内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術が主な内視鏡的治療となっています。

誤嚥性肺炎
物を飲み込むことを嚥下と言います。嚥下すると、本来食べ物は口から食道、胃と入りますが、食道へ入るものが誤って気管に入ってしまうことを誤嚥と呼びます。誤嚥性肺炎は、口の中の細菌が唾液や食べ物と一緒に誤嚥され、気管支や肺に入ることで生じる肺炎です。嚥下機能の低下した高齢者や、脳梗塞等の後遺症や神経疾患、寝たきりの患者様に多く発生します。また嘔吐などの際に、食物と胃液を一度に誤嚥して発症する場合もありますが、これは高齢者に限った事ではありません。

非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 4あり
非ホジキンリンパ腫とは、造血器腫瘍(血液細胞が腫瘍化し増殖する疾患)の中でリンパ系細胞(B細胞、T細胞、NK細胞)に生じた遺伝子変異によって腫瘍性増殖をきたし、白血病や悪性リンパ腫など様々な病態をとる疾患の一種です。「手術・処置等2 4あり」とは「リツキシマブ」という抗がん剤を使用したことをあらわします。

非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 4あり
非ホジキンリンパ腫とは、造血器腫瘍(血液細胞が腫瘍化し増殖する疾患)の中でリンパ系細胞(B細胞、T細胞、NK細胞)に生じた遺伝子変異によって腫瘍性増殖をきたし、白血病や悪性リンパ腫など様々な病態をとる疾患の一種です。「手術・処置等2 4あり」とは「リツキシマブ」と「フィルグラスチム」や「レノグラスチム」という抗がん剤を使用したことをあらわします。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99200x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 2あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 77 3.32 3.05 0.00 71.55
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 73 6.71 8.60 0.00 73.82
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2 なし 46 21.50 18.57 4.35 71.41
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 40 24.68 21.11 30.00 83.20
040040xx99041x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 あり 30 15.13 14.42 0.00 73.57
上位5つのうち3つが肺の悪性腫瘍(主にがん)の患者です。
肺の悪性腫瘍 手術なし 
手術・処置等1 ありー気管支鏡検査を行った患者様です。気道や気管支に存在する病変を観察したり、検体の採取を行います。
手術・処置等2 4ありー化学療法を行った患者です。
手術・処置等なし 主に進行した肺癌による様々な状態で、入院管理が必要な状態で化学療法や処置等が無い場合です。

間質性肺炎 手術・処置等2 なし
間質性肺炎は肺の間質を中心に炎症や線維化がおこる肺疾患の総称です。人工呼吸器や抗線維化薬などの使用がない分類です。

誤嚥性肺炎
物を飲み込むことを嚥下と言います。嚥下すると、本来食べ物は口から食道、胃と入りますが、食道へ入るものが誤って気管に入ってしまうことを誤嚥と呼びます。誤嚥性肺炎は、口の中の細菌が唾液や食べ物と一緒に誤嚥され、気管支や肺に入ることで生じる肺炎です。嚥下機能の低下した高齢者や、脳梗塞等の後遺症や神経疾患、寝たきりの患者様に多く発生します。また嘔吐などの際に、食物と胃液を一度に誤嚥して発症する場合もありますが、これは高齢者に限った事ではありません。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 110 2.16 2.64 0.00 71.02
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 88 8.67 8.94 0.00 74.56
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 25 7.96 7.63 4.00 73.92
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 22 7.45 9.00 4.55 76.77
060190xx99x0xx 虚血性腸炎 手術なし 手術・処置等2 なし 22 8.18 8.76 0.00 74.36
小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術
主に大腸ポリープに対して内視鏡を用いて行う治療です。ポリープにはキノコのような形をした茎状のものと平べったいものとがあります。茎状のものはスネアと呼ばれる金属の輪をひっかけて締め、高周波の電流を流して焼き切るポリペクトミーと呼ばれる治療が行われます。ここでの粘膜切除術は、平べったい形をしたポリープの場合、茎がないのでスネアが掛かりにくく、ポリープをきれいに取ることが困難です。このような場合に行われる治療法です。まずポリープのある場所の粘膜の下(粘膜下層)に、生理食塩水などの液体を注入します。こうして、ポリープの部分を持ち上げてから、盛り上がった部分にポリペクトミーと同じようにスネアを掛けて、電流を流して病変を焼き切ります。

胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病
主に総胆管結石や胆管結石による胆管炎や胆のう炎に対する内視鏡的治療がこの分類に含まれます。内視鏡的胆管ステント留置術、内視鏡的乳頭拡張術、内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術が主な内視鏡的治療となっています。

穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし
主に大腸憩室炎や大腸憩室出血の患者で、手術などを行わなかった分類です。

ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 処置1なし 処置2なし 副傷病なし
主に腸閉塞(イレウス)、腸への通過障害の患者で、手術などを行わなかった分類です。

虚血性腸炎 手術なし 処置2なし
主に腸の血行障害の患者で、手術などを行わなかった分類です。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 87 20.71 20.14 8.05 71.68
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 76 30.64 26.42 73.68 82.24
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 43 22.95 20.09 76.74 81.56
070343xx99x1xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等2 1あり 24 2.00 2.62 0.00 71.46
070370xx99xxxx 脊椎骨粗鬆症 手術なし 18 33.33 22.23 61.11 84.78
股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等
股関節症の主な症状は、関節の痛みと機能障害です。股関節は鼠径部(脚の付け根)にあるので、最初は立ち上がりや歩き始めに脚の付け根に痛みを感じます。患者様の多くは女性ですが、その場合原因は発育性股関節形成不全の後遺症や股関節の形成不全といった子供の時の病気や発育障害の後遺症が主なもので股関節症全体の80%といわれています。最近は高齢社会となったため、特に明らかな原因となる病気に罹ったことが無くても年齢とともに股関節症を発症してくることがあります。

股関節大腿近位骨折 - 手術あり
転倒した際に股関節に近い方の太ももの骨を折ってしまったものです。からだの中心に近い方を近位、遠い方を遠位と言います。観血的整復と内固定や人工関節置換の手術が主に該当します。

胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) - 手術なし
ほとんどが腰椎の圧迫骨折の患者様の症例です。高齢者の方が尻もちをついて転んだ際に骨折されることが多いです。骨粗鬆症に起因する場合が多く見られます。
この症例の患者様の場合は、ひとりひとりのサイズを計測してコルセットを作成、装着し安静にする保存的治療です。

脊柱管狭窄(脊椎症を含む。)手術・処置等2 1あり
主に頚椎症性脊髄症の患者様に脊髄造影検査(ミエログラフィー)を行った症例です。現在の病態把握や今後の治療方針を決定するために必要な検査です。
頚椎症性脊髄症は、ボタンのはめ外し、お箸の使用、字を書くことなどが不器用になったり、歩行で脚がもつれるような感じや階段で手すりを持つようになったりという症状が出ます。手足のしびれも出てきます。加齢変化による頚椎症(椎間板の膨隆・骨のとげの形成)の変化によって、頚椎の脊柱管(骨の孔)の中にある脊髄が圧迫されて症状が出ます。

脊椎骨粗鬆症 手術なし
主に転倒等の外的要因がなく骨粗鬆症を伴う脊椎骨折患者で手術などを行わなかった分類です。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 104 2.04 2.45 0.00 73.81
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2 なし 48 7.85 6.85 0.00 77.12
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 28 8.04 13.61 14.29 71.43
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術等 22 7.95 7.82 4.55 73.86
110070xx03x20x 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 18 6.17 6.66 0.00 74.72
前立腺の悪性腫瘍 手術・処置等1 あり
前立腺がんの診断に必要な前立腺針生検法という検査を行った症例です。麻酔が必要なため1泊2日の入院が必要です。

膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用等
尿道に内視鏡を入れ膀胱の腫瘍を切除する手術です。
従来の経尿道的手術が灌流液に非電解質を使用していたのに対して、本術式では還流液として電解質液である生理的食塩水を用いた経尿道的手術で、従来の非電解質を使用した経尿道的手術に比べ身体にやさしいというメリットが有ります。

腎臓又は尿路の感染症 手術なし
尿路感染症は、尿の出口を通じて腎臓、尿管、膀胱、尿道に生じた感染症です。安静、水分摂取等による排尿の促進、抗菌薬の投与が基本となります。

前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術等
前立腺は男性にのみある臓器で、膀胱の下にあり尿道を取り囲んでいます。尿道から内視鏡を入れて、肥大した前立腺を切除する手術を行います。

膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用等 化学療法 
尿道に内視鏡を入れ膀胱の腫瘍を切除する手術です。「化学療法」は主にピラルビシンという抗がん剤を膀胱内に注入した症例です。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 34 4.09 2.95 0.00 69.09
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 30 5.57 8.54 10.00 75.67
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 30 12.20 10.14 6.67 80.87
010030xx03x0xx 未破裂脳動脈瘤 脳血管内手術 手術・処置等2 なし 26 8.85 9.06 0.00 67.77
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 26 22.96 19.58 65.38 71.62
未破裂脳動脈瘤 脳血管内手術
破裂まで至っていない脳動脈瘤の手術です。破裂した場合はくも膜下出血の原因となる場合が多いです。

頭蓋・頭蓋内損傷
頭に物理的な衝撃を受け、頭の内部や外部に損傷を負った状態です。手術ありの場合は主に慢性硬膜下血腫に対する穿孔洗浄術になります。

未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1 あり
破裂まで至っていない脳動脈瘤に対して、動脈造影カテーテル検査を実施した症例です。

非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満)
脳出血で保存治療を行った症例です。高血圧である方がほとんどです。治療は血圧管理や止血剤の点滴を行います。また脳浮腫に対し抗脳浮腫薬を点滴投与します。出血が大きい場合は開頭手術を行います。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx9910x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 96 3.16 3.04 2.08 70.63
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし 49 5.02 4.26 2.04 72.51
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 37 16.46 17.54 5.41 78.05
050050xx9920x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 2あり 手術・処置等2 なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 32 4.81 3.22 0.00 72.22
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1 なし、1,3あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 29 11.38 9.89 0.00 80.48
狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 心臓カテーテル法による諸検査等
狭心症や虚血性心疾患方に対して心臓カテーテル検査を行うための検査入院です。血管にカテーテルを入れて、心臓の機能を調べます。

狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈ステント留置術等
治療のために心臓の冠動脈の狭くなったところにステントと呼ばれる管を入れるものです。

心不全 - 手術なし
心臓の機能が低下して、体に十分な血液を送り出せなくなった状態です。
当院では入院時に心臓の病気や高血圧を持っている方が多いです。

狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 心カテ検査+血管内超音波検査等
心臓カテーテル検査を行うための検査入院です。血管にカテーテルを入れ、さらに血管内超音波検査を加え心臓の機能を調べます。

徐脈性不整脈 手術あり
洞不全症候群や完全房室ブロックといった不整脈の疾患に対し、ペースメーカーを埋め込んだり、その電池交換をした症例です。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 35 5.89 6.04 0.00 41.03
120090xx97xxxx 生殖器脱出症 手術あり 35 7.91 8.07 0.00 74.51
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 33 8.30 9.27 0.00 49.27
120070xx01xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 開腹によるもの等 31 8.81 9.70 0.00 49.26
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 手術・処置等2 なし 20 2.05 3.02 0.00 42.15
卵巣の良性腫瘍 - 卵巣部分切除術
卵巣のう腫に対する手術が最も多いです。
卵巣のう腫の部分切除(卵巣の正常部分を残す)を行っています。

生殖器脱出症 - 手術あり
子宮膣部、頸部および体部が膣外に脱出する疾患です。閉経後の高齢者に多い特徴があります。

子宮の良性腫瘍 - 子宮全摘術等
婦人科疾患では頻度の最も多い子宮の良性腫瘍の手術を中心に行っています。

卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 開腹によるもの等
主に卵巣のう腫に対して子宮摘出等の手術をおこなった症例です。

子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等
子宮頸部異形成、上皮内癌、微小浸潤癌等に対しての手術治療です。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 81 10.63 10.06 0.00 71.42
040200xx99x00x 気胸 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 47 6.98 9.24 0.00 37.91
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 38 9.89 9.68 0.00 31.08
040040xx99200x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 2あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 12 3.25 3.05 0.00 73.50
040040xx99060x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 6あり 定義副傷病 なし 11 13.00 14.58 0.00 73.64
肺の悪性腫瘍
- 手術あり
主に胸腔鏡(胸の中を見る内視鏡のようなもの)を用いた身体への負担の少ない手術を行っています。

- 手術なし - 処置1:あり
肺がんが疑われる方に対し、肺の組織の一部をとって検査をします。
当院では主に経気管肺生検法という、気管から肺の組織検体を採取する方法を取っています。

- 手術なし 処置1 なし 手術・処置等2 6あり 副傷病なし
肺がんの患者へ「オシメルチニブメシル酸塩(タグリッソ)」という抗がん剤を使用した分類です。

気胸
肺から空気が漏れてしまい、胸腔と呼ばれる肺を納めている空間に溜まっている状態です。肺を圧迫し肺が膨らまず、呼吸が苦しくなります。
- 手術なし
胸腔内にドレーンと呼ばれる管を入れて、胸腔内に貯まった空気を外に出して、肺が膨らむようにします。

- 肺切除術等
自然に穴が塞がらない場合などに、胸腔鏡を用いて肺の一部を切除します。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx97x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 18 8.72 14.23 0.00 35.33
100130xx97x0xx 甲状腺の良性結節 手術あり 手術・処置等2 なし 16 9.00 7.08 0.00 55.13
030428xxxxxxxx 突発性難聴 13 9.00 8.56 0.00 56.46
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり 13 4.77 6.81 0.00 63.00
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 11 5.09 5.69 9.09 38.82
慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 その他の手術あり
主にIgA腎症に対して、扁桃の摘出術を行った症例です。

甲状腺の良性結節 手術あり
甲状腺の良性腫瘍に対して摘出術を行った症例です。

突発性難聴
急激に発症する、通常、片方の耳の難聴、耳閉感、耳鳴りなどの症状で気づくことが多い病気です。眩暈症状を伴うこともあります。難聴が高度の場合や眩暈を伴う場合などには入院治療を行っています。ステロイドによる薬物治療が一般的です。

耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり
各部位の良性腫瘍を切除した症例です。

扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし
扁桃周囲膿瘍に対して抗菌薬治療を実施した症例です。
乳腺外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1 なし 59 10.46 9.99 0.00 69.56
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 20 5.95 5.67 0.00 66.45
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 なし - - 6.45 - -
090010xx99x0xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 なし - - 9.71 - -
180050xx97x0xx その他の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2 なし - - 10.91 - -
- 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))
腋窩リンパ節郭清を伴う手術です。

- 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)
腋窩リンパ節郭清を伴わない手術です。

※患者数が10未満の場合は、平均在院日数(全国)以外の項目にはハイフン( - )を入力することになっています。
糖尿内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 1あり 32 15.94 14.28 0.00 69.00
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 14 15.00 13.43 14.29 52.36
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし - - 21.11 - -
100393xx99xxxx その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害 手術なし - - 10.58 - -
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし - - 13.61 - -
2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 1あり
入院中に注射によるインスリン治療を行った症例です。

糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡
高度なインスリン作用不足等により、糖尿病性昏睡を起こした症例です。

※患者数が10未満の場合は、平均在院日数(全国)以外の項目にはハイフン( - )を入力することになっています。
緩和ケア科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 15 24.13 13.49 0.00 74.87
060020xx9900xx 胃の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし - - 11.12 - -
070040xx99x2xx 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) 手術なし 手術・処置等2 2あり - - 20.28 - -
06007xxx9900xx 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし - - 10.79 - -
03001xxx99x0xx 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 なし - - 12.44 - -
主に緩和ケア病棟に入院された患者様です。

※患者数が10未満の場合は、平均在院日数(全国)以外の項目にはハイフン( - )を入力することになっています。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1 なし 22 2.82 3.94 0.00 61.23
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2 なし - - 2.90 - -
100100xx97x1xx 糖尿病足病変 手術あり 手術・処置等2 あり - - 46.13 - -
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1 なし - - 13.50 - -
080006xx97x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) その他の手術あり 手術・処置等2 なし - - 9.34 - -
皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等
脂肪腫を中心とした皮膚の良性新生物に対して摘出術を施行した症例です。

※患者数が10未満の場合は、平均在院日数(全国)以外の項目にはハイフン( - )を入力することになっています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 18 6.78 6.13 5.56 0.00
140010x199x1xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上) 手術なし 手術・処置等2 1あり - - 10.26 - -
140010x197x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上) 手術あり 手術・処置等2 なし - - 7.94 - -
140010x299x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(1500g以上2500g未満) 手術なし 手術・処置等2 なし - - 10.92 - -
140010x299x1xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(1500g以上2500g未満) 手術なし 手術・処置等2 1あり - - 20.87 - -
妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上)
新生児が黄疸、一過性過多呼吸、早産等で出産直後に入院となった症例です。

※患者数が10未満の場合は、平均在院日数(全国)以外の項目にはハイフン( - )を入力することになっています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 50 15 13 23 - 14 1 8
大腸癌 45 37 76 35 30 39 1 8
乳癌 35 26 12 - - 20 1 8
肺癌 73 40 76 192 75 130 1 8
肝癌 - - - - 14 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
①集計期間に退院した患者様を対象にしています。延べ患者数の為、1人でも場合によっては複数回(入院回数)のカウントとなっています。
②10症例に満たない場合は、ハイフン(-)で表記しています。
③国際基準であるUICC(国際対がん連合監修)に基づいて進行度をStage別に分類したものです。進行度のStage分類は、腫瘍の大きさや広がり、リンパ節転移の有無とその範囲、遠隔転移の有無によって決定します。
④「初発」は癌と判明して最初に計画された治療の為の入院がすべて含まれます。「再発」は初回治療終了後や、再発・転移をきたしたものです。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 25 20.52 77.24
重症 10 15.20 85.50
超重症 - - -
不明 - - -
日常生活をしていた人が発症した肺炎(市中肺炎)の重症度を見た指標です。
入院中に発症した肺炎(院内肺炎)を別にし、市中肺炎の入院患者数を集計しています。

市中肺炎の重症度分類はA-DROPという重症度分類を用います。

A-DROPとは
A(Age:年齢)…男性70歳以上、女性75歳以上
D(Dehydration:脱水)…BUN(尿素窒素)21mg/?以上、または脱水あり
R(Respiration:呼吸)…SpO2(酸素飽和度)90%以下(PaO2:動脈血酸素分圧60Torr以下)
O(Orientation:見当識)…意識障害あり
P(Pressure:血圧)…収縮期血圧90mmHg以下

当てはまる項目数が重症度の点数となり、軽症:0点、中等度:1点か2点、重症:3点(ショックがある場合は、1項目しかあてはまらなくても重症とします)、超重症:4点か5点
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 151 24.91 77.58 47.88
その他 14 38.43 79.00 6.67
定義
①集計期間に退院した患者様のうち、医療資源を最も投入した傷病名が、『脳梗塞(国際疾病分類(ICD10)において、I63.0~I63.9に該当するものに限る)』が対象です。
  ※ICD10とは、死亡や疾病のデータの体系的な分析・解釈および比較を行うためにWHO(世界保健機関)により1990年に採択された国際基準です。
②「転院」については、退院先が「他の医療機関への転院(入院)」の患者をカウントしています。
 【転院患者数/本指標のICD10別患者数】を転院率としています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズ挿入・その他) 等 1030 1.00 1.00 0.00 75.98
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含むもの) 22 0.91 4.50 0.00 65.36
K279 硝子体切除術 - - - - -
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他) - - - - -
K281 増殖性硝子体網膜症手術 - - - - -
水晶体再建術
白内障に対しての手術で年間の手術件数は1000件以上実施しております。2泊3日の入院を基本とし、外来手術も行っています。

硝子体手術
網膜剥離、糖尿病網膜症、黄斑部疾患に対し手術を行ないます。

※患者数が10未満の場合は、平均在院日数(全国)以外の項目にはハイフン( - )を入力することになっています。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 152 0.97 4.38 1.32 64.12
K6335 ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) 等 109 0.94 1.80 0.00 72.86
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 53 3.74 9.77 0.00 74.77
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 等 50 0.00 1.02 0.00 69.42
K7193 結腸切除術(悪性腫瘍手術) 等 20 5.10 22.20 0.00 74.00
上記手術が行われた主な疾患は以下の通りです。
腹腔鏡下胆嚢摘出術:胆のう結石症
ヘルニア手術(鼠径ヘルニア):鼠径ヘルニア
腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術:大腸がん
内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術:大腸ポリープ
結腸切除術(悪性腫瘍手術):大腸がん
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ結腸粘膜切除術(長径2㎝未満) 等 103 0.02 1.17 0.00 71.64
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 等 59 1.98 14.51 6.78 76.14
K6871 内視鏡的乳頭切開術 乳頭括約筋切開のみのもの 等 28 0.89 16.11 10.71 80.61
K6852 内視鏡的胆道結石除去術 その他のもの 等 21 0.48 4.95 4.76 76.90
K654 内視鏡的消化管止血術 21 1.10 15.71 23.81 78.14
手術が行われた主な疾患は以下の通りです。
内視鏡的大腸ポリープ結腸粘膜切除術:大腸ポリープ
内視鏡的胆道ステント留置術 :胆管炎
内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ):胆管結石の摘出・胆管狭窄部へのステント挿入
内視鏡的胆道結石除去術 その他のもの:総胆管結石
内視鏡的消化管止血:胃潰瘍に伴う出血等
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術(股) 等 105 1.58 19.24 8.57 72.46
K0811 人工骨頭挿入術(股) 42 11.31 17.45 78.57 82.21
K0461 骨折観血的手術(大腿) 等 35 7.34 22.37 65.71 82.77
K1425 椎弓切除術 等 17 1.00 12.12 0.00 70.29
K1426 脊椎固定術・椎弓切除術・椎弓形成術(椎弓形成) 等 14 3.43 22.00 21.43 69.14
手術が行われた主な疾患は以下の通りです。
人工関節置換術:変形性股関節症、変形性膝関節症
骨折観血的手術:大腿骨骨折
椎弓切除術 :腰部脊柱管狭窄症
脊椎固定術・椎弓切除術・椎弓形成術(椎弓形成) 等:頚椎症性脊髄症
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K877 子宮全摘術 46 0.98 6.93 0.00 52.02
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側,腹腔鏡) 36 0.94 3.94 0.00 41.17
K8654 子宮脱手術(腟壁形成手術・子宮全摘術) 等 29 1.00 5.79 0.00 74.69
K8881 子宮附属器腫瘍摘出術(両側,開腹) 等 21 0.95 6.81 0.00 44.43
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 20 1.00 4.20 0.00 48.25
上記手術が行われた主な疾患は以下の通りです。
子宮全摘術:子宮筋腫
子宮附属器腫瘍摘出術:卵巣嚢腫、チョコレートのう胞
子宮脱手術(腟壁形成手術・子宮全摘術):子宮脱
腹腔鏡下腟式子宮全摘術:子宮筋腫
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ結腸粘膜切除術(長径2㎝未満) 等 56 0.11 1.21 0.00 69.25
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 等 38 0.92 9.71 2.63 76.16
K6871 内視鏡的乳頭切開術 乳頭括約筋切開のみのもの 等 21 1.48 13.19 19.05 76.33
K6852 内視鏡的胆道結石除去術 その他のもの 等 15 1.80 3.93 6.67 71.73
K654 内視鏡的消化管止血術 13 4.15 8.85 7.69 73.62
手術件数の一番多い大腸ポリープ切除は、1泊2日の入院を基本に治療を行います
内視鏡的胆道ステント留置術は、急性胆管炎や閉塞性黄疸の患者様に行われます。
早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術は、早期の大腸癌、直腸癌の患者様に行われます。
内視鏡的乳頭切開術は胆管炎や胆管結石などの患者様に行われます。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術・電解質溶液利用) 等 65 1.77 4.97 0.00 76.54
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術(片側) 等 31 0.61 7.03 6.45 68.00
K8411 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用のもの) 22 1.27 5.68 4.55 73.86
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 - - - - -
K830 精巣摘出術 - - - - -
膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術・電解質溶液利用):膀胱がん
経尿道的尿管ステント留置術(片側):腎盂腎炎、水腎症など
経尿道的前立腺手術 電解質溶液利用のもの:前立腺肥大症

※1年間の患者数が10人に満たなかったものは、公表条件に従い『-(ハイフン)』での表示をしています。
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) 等 41 5.71 3.78 0.00 31.34
K5143 肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超えるもの) 等 37 1.81 8.14 0.00 70.00
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える 等 31 2.26 7.71 0.00 71.35
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 10 1.80 5.10 0.00 75.80
K5142 肺悪性腫瘍手術(区域切除) - - - - -
手術が行われた主な疾患は以下の通りです。
胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除):気胸
肺悪性腫瘍手術、胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術:肺がん

※1年間の患者数が10人に満たなかったものは、公表条件に従い『-(ハイフン)』での表示をしています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 等 32 1.88 15.25 9.38 83.91
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 26 4.69 11.15 15.38 78.73
K1783 脳血管内手術(脳血管内ステント) 等 18 1.83 6.72 0.00 66.00
K1781 脳血管内手術(1箇所) 等 18 1.56 27.11 22.22 72.39
K178-4 経皮的脳血管内血栓回収術 10 0.10 26.30 60.00 77.50
手術が行われた主な疾患は以下の通りです。
慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 :外傷性慢性硬膜下血腫
経皮的頸動脈ステント留置術 :内頚動脈狭窄症
脳血管内手術 脳血管内ステントを用いるもの :未破裂脳動脈瘤
脳血管内手術(1箇所) :くも膜下出血、未破裂脳動脈瘤
経皮的脳血管内血栓回収術:脳梗塞
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 29 1.28 7.03 0.00 31.76
K4611 甲状腺部分切除術(片葉) 等 16 1.63 6.38 0.00 55.13
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 - - - - -
K4631 甲状腺悪性腫瘍手術 切除(頸部外側区域郭清を伴わないもの) 等 - - - - -
K318 鼓膜形成手術 - - - - -
手術が行われた主な疾患は以下の通りです。
口蓋扁桃手術(摘出):扁桃炎、IgA腎症

甲状腺部分切除術(片葉) :甲状腺腫

※1年間の患者数が10人に満たなかったものは、公表条件に従い『-(ハイフン)』での表示をしています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 等 44 2.32 2.75 2.27 73.48
K597-2 ペースメーカー交換術 18 1.22 10.11 0.00 81.72
K5972 ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合 等 13 3.92 9.08 0.00 79.54
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) - - - - -
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) 等 - - - - -
手術が行われた主な疾患は以下の通りです。
経皮的冠動脈ステント留置術(その他):労作性狭心症
ペースメーカー交換術:ペースメーカー電池消耗
ペースメーカー移植術(経静脈電極) :洞不全症候群、房室ブロック

※1年間の患者数が10人に満たなかったものは、公表条件に従い『-(ハイフン)』での表示をしています。
脳神経外科
乳腺外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術 腋窩部郭清伴わない) 等 28 1.29 5.46 0.00 66.89
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術 腋窩部郭清伴わない 20 0.95 4.20 0.00 66.60
K4765 乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの)・胸筋切除を併施しないもの 等 16 1.00 11.69 0.00 73.19
K4766 乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの)・胸筋切除を併施するもの - - - - -
K4764 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術 内視鏡下含む) - - - - -
手術形式として乳房に関しては乳房全摘出術及び乳房部分切除術の2つの方法がありますが、CTやMRI等の画像診断による乳がんの伸展範囲や発生部位、個数に応じた術式に関するアドバイスをしつつ、患者様の意向を最優先として決定していきます。
また、腋窩(えきか:腋の下)リンパ節に対しては既に標準治療となってきたセンチネルリンパ節生検も積極的に取り入れており、術後の腕の浮腫みや痺れ、挙上障害等の合併症・後遺症のリスクは以前の手術に比べてかなり減少してきております。

※1年間の患者数が10人に満たなかったものは、公表条件に従い『-(ハイフン)』での表示をしています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 13 0.16
異なる 48 0.58
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 28 0.34
異なる - -
「入院契機」とは、入院のきっかけとなった傷病です。
「同一」とは、入院のきっかけとなった傷病名と同じということです。
「異なる」とは、きっかけとなった傷病名とは別に発症したということです。

「180010 敗血症」は入院時に罹患していた場合と入院中、免疫力が低下している場合もあり、ウイルスや細菌による発症や新たに合併症を入院後に発症する場合があります。

「180040手術・処置等の合併症」は、医療行為に伴い一定割合で発生してしまう合併症や副作用等の病態を指しています。
一般的に多く分類される病態としては、術後出血や創部感染、縫合不全などがありますが、適切に手術、処置を含めた医療行為を行いましても、一定の確率で起こり得るものです。

※1年間の患者数が10人に満たなかったものは、公表条件に従い『-(ハイフン)』での表示をしています。
更新履歴
2023.9.25
2023.10.11
2023.11.14
令和4年度千葉医療センター病院指標公開
一部改訂
一部改訂