院長挨拶・理念・基本方針
院長挨拶
理念・基本方針
院長挨拶
令和6年10月1日付けで院長を拝命いたしました古川勝規です。
どうぞよろしくお願いいたします。
初代院長の鈴木五郎先生から数えて12代目となります。
明治41年(1908)の千葉衛戍病院創立に起源を遡ること116年の歴史を持つ当院の院長という責任の重さを痛感しております。
当院は千葉陸軍病院から昭和20年(1945)12月をもって国立千葉病院へ移管され、平成16年(2004)に独立行政法人化に伴い国立病院機構千葉医療センターに名称変更しております。
古くから、この千葉市における総合病院として主に急性期医療を提供する役割を担ってまいりました。
基本理念として
✓ 信頼される医療を築く (Building Trust)
私たちは、地域の方々に親しまれ、信頼される医療を目指します。
を掲げております。
当院は急性期病院・地域医療支援病院として、周辺住民の皆様から愛され信頼される病院を目指しております。
地域医療は当院だけでは何もできませんので、近隣の前方支援・後方支援病院との連携をより一層密にして進めて参りたいと思います。
地域がん診療連携拠点病院としては、総合病院としての強みを生かして、手術療法、放射線療法、化学療法を組み合わせた専門的治療および緩和医療の、
より質の高いがん診療の提供を目指していきます。
昨今の能登半島地震や各地での豪雨災害を目の当たりにして、地域災害拠点病院・DMAT指定医療機関としての当院への期待が増していると感じています。
その責務を果たすべく日々の備えを怠らないようにと思っています。
当院の基本理念にあります、「信頼される医療を築く」ことをさらに目指して、自らの歴史にあぐらをかくことなく、職員一丸となって邁進していきたいと思います。 近隣の皆様、医療機関の方々、今後とも千葉医療センターをよろしくお願い申し上げます。
令和6年10月 院長 古川 勝規
基本理念
- 信頼される医療を築く (Building Trust)
- 地域の方々に親しまれ、信頼される医療を目指します。
基本方針
- 患者さんをはじめセンターにかかわるすべての方々の人権を尊重し、相互信頼で成り立つ安全・安心な医療を目指します。
- 地域の医療機関に信頼されるエビデンス(evidence)に基づいた幅広くかつ専門性の高い急性期医療の構築を目指します。
- 良質かつ最新の医療を提供するために教育・研究・研修・情報発信を推進し自己研鑽に努めます。
患者さんの権利と病院からのお願いについて
千葉医療センターでは医療は患者の皆さんとわれわれ医療を提供する者との相互信頼の上に成り立つものであるとの考えから、患者の皆さんの権利を尊重した医療に努めるとともに次のことをお願いいたします。
患者さんの権利
- 安全かつ良質の医療を公平に受けることができます。
- 診療内容、効果および危険性などに関して説明を受けた上で、その医療行為を受けるか否か自らの意志で決定できます。さらにほかの医師の意見(セカンドオピニオン)を求めるために、 関係資料を借り受けることができます。
- 医学上得られた個人情報は常に保護・尊重されます。
患者様の責務
- 定められた規則を守り、療養に努め、他者に迷惑をかけないようにしてください。
- 良質な医療を実現するため、ご自身の健康状態に関する情報(症状、過去の病歴、内服薬など)を正確に提供してください。
- 受けた医療に対し診療費をお支払いください。
- 医師・医学生・看護学生などの教育研修を実施しておりますので、ご理解・ご協力をお願いいたします。
こどもの権利(病院で治療をうけるこどもは「こどもの権利」をもとに守られます)
- ひとりの人間として、思いやりのある医療を受けることができます。
- いちばんよい、安全な医療を受けることができます。
- 病気のことや病気を治していく方法を ひとりひとりにあわせて言葉や絵などを使って、病院スタッフから説明を受けることができます。
- わからないことや心配なことがあるときは、いつでも病院スタッフに話しをすることができます。 病院スタッフ:医師・看護師・薬剤師・栄養士など