独立行政法人 国立病院機構 千葉医療センター
日本医療機能評価機構認定 第JC2182号
国立病院機構 千葉医療センター アドレス
  

麻酔科

特色


 現在、千葉医療センター麻酔科は、専従医師5名と非常勤医師で構成されています。
 緩和医療などの手術室以外での業務は未だ限られておりますが、手術室の運営が円滑に行われるよう頑張っています。


医師紹介


医師名専門分野所属学会・認定
医長近 新平麻酔科日本麻酔科学会専門医・指導医
麻酔科標榜医
医長根橋 紫乃麻酔科日本麻酔科学会専門医・指導医
麻酔科標榜医
医師鐘野 奈津子麻酔科日本麻酔科学会専門医・指導医
麻酔科標榜医
医師長井 恭子麻酔科日本麻酔科学会専門医
麻酔科標榜医
医師木島 理恵麻酔科日本専門医機構認定 麻酔科専門医
麻酔科標榜医
医師中村 達雄麻酔科
集中治療
日本麻酔科学会専門医・指導医
日本麻酔科学会代議員
麻酔科標榜医

お知らせ


 麻酔には意識を残さない全身麻酔と、手術の痛みはないけれども意識の残る局所麻酔(歯科での麻酔、手の手術に用いられる伝達麻酔、帝王切開や虫垂炎で用いられる脊髄くも膜下麻酔≒下半身麻酔など)に分けられます。 当センターでは、全身麻酔のほとんど(一部は麻酔の研修が終了した外科医師が担当します)と脊髄くも膜下麻酔の一部(多くは外科系の医師が実施しています)を麻酔科が担当しています。

 麻酔科医は術前に患者様の情報を得て、手術の内容、患者様の状態から麻酔に用いる 方法、薬剤を選びます。麻酔中は状況に応じて、使用量や併用する薬剤を選択します。  手術中の呼吸、循環の維持管理を、患者様の状態にあわせて行います。麻酔はずっと前から患者さん個別に対応したテーラーメイド医療なのです。

 手術に伴う痛みはない方が良い、というのが常識になっていますが、まだすべての患者様 の痛みを取り除くことはできません。 手術後の痛みをなるべく少なくするために、腹部、股関節の手術などでは可能な限り硬膜外麻酔を併用しています。また手術中から痛み止めの薬剤投与を開始しています。 痛みの強い手術では、患者様が痛みに合わせて鎮痛薬を自分自身で追加できる器材を使用しています。  更に、主治医の先生方からも痛みに関する指示はあらかじめ出ていますので、強い痛みを感じる前に痛みの治療を開始しましょう。

 新病院に移って千葉医療センターの手術室は7室となりました。患者様が手術室に入る朝の8時30分を目指して8時には準備が始まっています。 2019年度は手術件数3774件で、202件が緊急手術でした。全身麻酔は1829件、硬膜外麻酔・脊髄くも膜下麻酔は355件で、麻酔科は全身麻酔全て、脊髄くも膜下麻酔38件を担当しています。 麻酔科の専従医師が夜間の緊急手術にも対応できる体制を取っています。

 なお、当院麻酔科では、ペインクリニック外来(痛みに対する治療)は行っておりません。

 当センターは、臨床研修医、救急救命士研修を受け入れています。麻酔の中の一部を担当することがありますが、麻酔の専門家の完全な監督下で行われます。ご理解とご協力をお願いします。

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