胆石外来
受付時間、予約、紹介状等について
電話番号 :043-251-5323(直通)
電話予約受付時間 : 月~金曜日(祝日除く)
〇初診予約 9:00~12:00、13:00~16:30 詳細はこちら
※紹介状をお持ちの患者さんのみ
予約が可能な診療科は、下記のみとなっておりますのでご了承願います。
<予約可能診療科>
呼吸器内科、消化器内科、糖尿病内科、小児科、外科、乳腺外科、
整形外科、形成外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管外科、皮膚科、産婦人科
〇再診(予約取得、変更、キャンセル) 9:00~12:00、13:00~16:30
令和3年4月より午前中の再診予約のお問合わせが対応可能となりました。
ただし、時間指定のある検査(CT、MRI、超音波検査等)の変更は出来ませんので、
ご承知おきください。
なお、診療内容によっては医師や看護師に確認が必要であるため、
予約センターでの変更やキャンセルが出来ない場合があります。
その際は、掛けなおして頂くことがあることを予めご了承ください。
- 紹介状をお持ちでなくても受診できますが、紹介状をお持ちでない場合は、別途7,700円かかります。できるだけ紹介状をお持ちになってお越しください。 ただし、保険外療養費制度に基づく初診にかかる特別の料金(7,700円)をご負担いただければ必ず受診できるということではありませんので、予めご理解いただきますようお願い致します。
- 時間帯によっては、電話回線が混雑し非常に繋がりにくくなる場合がございますので、
少しお時間をあけておかけ直しください。
概要
胆石外来では胆嚢結石症、胆嚢ポリープ、胆嚢腺筋症を対象疾患としています。
痛み等の症状があってお困りの方、症状はないが今後が心配という方の相談にのります。手術は原則として腹腔鏡手術で行っていますが、
高度の炎症、癒着などの理由で開腹手術に移行することや、初めから開腹手術を選択することがあります。
腹腔鏡下胆嚢摘出術の手術時間は軽度の炎症であれば約60分、開腹移行率は1%前後と安定した成績を残しています。
傷について
傷は切開が小さいほど治癒後に目立たなくなります。そこで当院でも径が2mm、3mmの細径鉗子を導入しています。
もちろん全症例に適応できるものではありませんが、できるだけ傷をきれいに、小さくすることを心がけています。
短期入院手術について
新型コロナ感染症の5類感染症移行に伴い、短期入院手術(当日入院での手術)
を再開いたします。ただし、新型コロナウイルスの感染力はかわっていません。
入院前1週間の行動制限(混雑するところに行かない、外出時のマスク
着用等)の継続をお願いいたします。また、風邪症状がある方、風邪症状がある人と
接触した方や行動歴より新型コロナ感染の可能性がある方は事前に検査が必要です。
当日入院の対応ができない場合や手術の日程変更をお願いすることがあります。
ご理解いただきますようお願い申し上げます。
胆石で手術を受けることになった場合、仕事や家庭の都合で入院期間を短くしたい
方もいらっしゃると思います。
そのような場合には手術当日入院を利用し2泊3日で退院することも可能です。
(具体的には:金曜日の朝入院 → 午後手術 → 日曜日に退院)
既往症や胆嚢の状態によっては対応できないことがありますが、遠慮なくご相談ください。
胆管結石が合併してる場合には消化器内科にて内視鏡的切石術を行っています。
医師紹介
医師名 | 専門分野 | 所属学会・認定 | |
---|---|---|---|
医師 | 榊原 舞 | 肝胆膵外科 | ■平成12年金沢大学医学部卒 医学博士 日本内視鏡外科学会技術認定医 (腹腔鏡下胆嚢摘出術) 日本胆道学会認定指導医 日本外科学会専門医 日本消化器外科学会指導医・専門医・消化器がん外科治療認定医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 |
対象疾患・症状
- 対象疾患
胆嚢結石症,胆嚢ポリープ,胆嚢腺筋症 - 症状
「痛み」
右上腹部痛、みぞおちの痛み、背部痛などがあります。痛みの程度にも疝痛と言われる鋭く激しい痛みから、鈍い痛み、違和感、張り感など軽い場合もあります。
「嘔気」「発熱」「黄疸(おうだん)」
「肝機能異常」など
腹腔鏡下胆嚢摘出術における治療の流れ
【初診時】
診察をします。紹介状、他院での画像などがあれば確認させていただきます。当日可能な検査(採血、レントゲン、心電図、呼吸機能検査など)を行います。
【2回目】
胆道の詳細な検査(DIC-CTやMRCP)、超音波検査などを行うほか、他科受診(歯科口腔外科や麻酔科)を行います。
【3回目】
検査結果の説明、手術の説明を行います。
この日に他科受診(歯科口腔外科や麻酔科)を行うこともあります。
入院申し込みをしていただき、必要な物品などの説明をさせていただきます。
【入院(手術前日または当日)】
病棟に慣れていただき、手術準備(お臍のお掃除など)を行います。
前日入院の場合、手術前日に麻酔科術前診察・説明があります。
当日入院の場合、午前中に手術準備(お臍のお掃除など)を行い、午後に手術を行います。
【手術】
全身麻酔で行います。麻酔をかける(導入)、手術を行う、麻酔をさます(覚醒)を含め、手術室入室から退出まで2時間前後です。
【手術翌日(術後1日目)】
採血、レントゲン検査があります。食事が開始となります。
傷の確認をします。ドレーン(お腹に入れた柔らかい管)を抜くなどの処置があります。
【退院まで】
患者様の状態、検査結果などから退院日を決定します。腹腔鏡下手術の場合、術後2日目から5日目ごろには退院が可能です。
【退院後】
退院後2週間前後に外来診察を予定します。退院後の様子、傷の確認をさせていただき、摘出した胆嚢の病理検査結果を説明します。この時に特に問題が無ければ終診となります。